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学内中国語スピーチコンテスト実施&栃木県大会最優秀賞者インタビュー

2019.11.05

学内中国語スピーチコンテスト

10月22日(火)、中国語コース1年生を対象とした学内中国語スピーチコンテストを開催しました。これは本来であれば10月13日(日)に東京?渋谷で行われるはずであった全日本中国語スピーチコンテスト東京大会が台風19号により中止となったため、代わりに開かれたものです。

開会の挨拶として、長谷川貢教務センター長より近年の中国経済の伸びや中国企業の存在感の高まりについて説明があり、そして今日以降もぜひとも中国語学習に邁進してほしいというエールが送られました。

一次審査を通過して本来の東京大会に出場予定であった学生が、同じルールでこの日にスピーチを行いました。

スピーチコンテスト概要

コンテストは【朗読の部】と【弁論の部】に分かれ、【朗読の部】は更に、『A:東京都日中友好協会独自選定課題』と『B:全国大会予選』に分かれています。

『A:東京都日中友好協会独自選定課題』は、東京都日中友好協会が独自に選定した文章を朗読するもので、レベルに合わせて「基礎部門」「応用部門」の2つの部門があります。『B:全国大会予選』もやはり指定された文章を朗読するもので、こちらは「中学生?高校生の部」「一般の部」「大学生?大学院生の部(専門学校生を含む)」の3つの部門があります。

一方、【弁論の部】は自ら中国語の文章を書いたうえで、その原稿をスピーチし、審査員と中国語で質疑応答をするものです。

神田外語学院の学生は、【朗読の部】『A:独自選定課題』の「基礎部門」「応用部門」と、『B:全国大会予選』の「大学生?大学院生の部」、そして【弁論の部】の4つの部門にそれぞれエントリーしていました。

どの学生も日頃の練習の成果を存分に発揮し、流暢な中国語でスピーチを行いました。

審査を務めた先生方からは「中国語経験ゼロから始めて半年でここまでできるようになったのは素晴らしい」「発音の練習を頑張ったということがよく分かる」という賞賛の言葉が次々と出る一方、「正しく読むことに気を取られすぎていたので、もう少し気持ちを込めてほしかった」「まだ日本語の発音に引きずられてしまう箇所があるので、今後はその点を意識してほしい」といったアドバイスもありました。

厳正なる審査の後、各部門で最優秀賞者?優秀賞者を選出し、表彰状の授与が行われました。表彰された人、惜しくも選ばれなかった人、出場することが叶わなかった人、それぞれがこれから中国語学習に熱意を燃やすこととなりました。

受賞者澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】
朗読の部独自選定課題基礎部門
最優秀賞:北條由里華さん(千葉県立国分高校卒業)
優秀賞:菊地結さん(埼玉県立杉戸高校卒業)
朗読の部独自選定課題応用部門
最優秀賞:寺澤雅明さん(千葉県千葉経済大学附属高校卒業)
優秀賞:葛西みのりさん(東京都立足立高校卒業)
朗読の部全国大会予選、大学生?大学院生の部
最優秀賞:二宮由佳さん(東京都日本大学第二高校卒業)
優秀賞:小久保花梨さん(埼玉県立川越西高校卒業)
優秀賞:島村あすかさん(千葉県立千城台高校卒業)
弁論の部、大学生?大学院生の部
最優秀賞:西野紗輝さん(神奈川県立藤沢総合高校卒業)

栃木県大会最優秀賞者インタビュー

また、学内中国語スピーチコンテストに先立って行われた全日本中国語スピーチコンテスト栃木大会(開催場所:国立宇都宮大学)にて、中国語コース2年の西野紗輝さん(神奈川県立藤沢総合高校卒業)が【弁論の部】に出場し見事、最優秀賞を受賞しました。

【弁論の部】には多くの大学生や社会人も参加しており、レベルの高い参加者が集まっている中での快挙となりました。

 

西野さんの中国語学習は高校時代に始まります。途中、発音の難しさに何度も挫けそうになったそうですが、語学が好きという思いに従って、神田外語学院への進学を決意。入学後は1コマも授業を無駄にしないという決意のもと、どの授業でも最前列に座って集中をし続けたそうです。

また、自宅から神田まで片道で約2時間という通学時間、これも有効活用しようということで、電車内ではiPadを使って中国語のリスニングやディクテーション(聞こえた外国語を筆記する勉強方法)を続けたそうです。

 

猛勉強の甲斐あって、全日本中国語スピーチコンテスト東京大会では出場部門の中で最も難しい【弁論の部】に出場することが決まりました。台風のため、惜しくも東京大会は中止となってしまいましたが、主催者である東京都日中友好協会様の要請を受けた栃木県日中友好協会様の好意で栃木県大会に出場することが叶い、見事最優秀賞受賞という快挙を成し遂げました。

 

西野さんはすでにHSK(漢語水平考試)※1の5級に合格しています。これはCEFR(ヨーロッパ言語共通枠)ではC1クラス、英語のTOEIC?ならば945点以上と同等レベルを示すものです。そして卒業までには最上級であるHSK6級、さらに日本の中国語検定試験2級合格を目指し、勉強を続けるとのこと。そして卒業後は中国の大学に3年次編入をして、中国語にさらに磨きをかけることを決意しています。
※1 HSKとは国際的な中国語能力検定試験のこと

 

西野さんが今後も日中両国で様々な経験をし、世界で活躍できる人材となってもらえることを期待しています!

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