韓国語も英語もレベル別の少人数制授業なので、「ついていけないから嫌だな」と思う瞬間は一度もありませんでした。韓国語は全くの初心者だったため、初めは下から二番目のクラスでしたが、1年4カ月でTOPIK(韓国語能力試験)5級とハングル検定準2級に合格。2年次では一番上のクラスへ上がりました。大の苦手だった英語は個別カウンセリングを活用し、1年間でTOEICスコアが340点から695点にアップ。出願できる大学の幅がとても広がりました。

かけがえのない友だちやまっすぐにサポートしてくれる先生方に出会えたことです。少人数制で学んでいたので、クラスメイトはとても仲が良いです！韓国人の先生はみんな気さくで、学内で会うたびに「? ?????（元気？）」と声をかけてくれます。学校のキッチンでパーティーをしたり、ACT(自主学習施設)では映画を見たりゲームで大騒ぎしたり…。課題や試験勉強は大変でしたが、「人生で一番楽しい瞬間」が日々更新されていました。

1年次に韓国語の授業を担当していた先生が東京外国語大学でも講師をしていて、後押しをしてもらったことがきっかけです。神田外語学院で学ぶうちに、各国の歴史的?文化的な価値観が言語に見え隠れしていることに気づき、それを深く理解することで多文化社会における衝突を防げるのではないかと考えました。「どうせできない」と諦めがちな性格でしたが、神田外語学院で少しずつ自信がついたことで「高い水準で各国の言語や文化について学びたい」と考えるように。これまでの人生で最大の挑戦となる東京外国語大学への出願を決意しました。

一次試験の志願理由書では研究テーマを問われるため、東京外国語大学の講義や教授について調べたり、関連論文や本をたくさん読みました。私は「食に関する慣用表現を通した日韓の社会文化的特性」を研究テーマとして設定。2年次に参加した韓国の提携大学での研修時に、現地の食文化を視察しました。日本との違いを肌で感じたことが、志願理由書の作成に役立ったと思います。二次試験は韓国語の記述問題と面接があり、MOVE(国際交流施設)で韓国人の先生に「この表現の方が自然だよ」とアドバイスをいただいていました。面接では自分の研究テーマについて詳しく聞かれることを想定し、何でも答えられるように研究計画をしっかり見直して準備しました。

国際交流のサークルやK-POPダンスサークルにも所属し、充実した毎日を過ごしています。東京外国語大学は学生が留学生のサポートを行う制度があり、私のバディは同い年の韓国人女子学生です。彼女とは同じ授業に参加したり、学食で一緒にご飯を食べたりしています。先生も学生も多国籍な神田外語学院で学び、話せる言語が増えたことと、多様な価値観にふれ続けてきたおかげで、友だちやコミュニティの幅が広がっていると日々実感しています。

神田外語学院は「英語＋自分が興味のある分野」を一から伸ばせる学校です。私自身も「英語は大の苦手、韓国語は初心者」でしたが、使いきれないくらいの設備やサポートが整っていて、やる気のある人がどんどん伸びる環境です。専門学校か大学か迷っている方は「実践的な語学力を身につけたいのか、それとも学問としての言語を学びたいのか」を考えてみるといいかもしれません。「自分が本当に興味を持っていることは何か」を第一に考えて、進路を選択してみてください。

1年次の秋には英検準1級を取得しました。毎日先生に質問するにも英語を話さないといけない環境だったおかげか、二次試験の英語面接では自分の考えをしっかり表現できました。TOEICは入学時からスコアが400点アップし、2年次の秋には900点に。高校までの「机に向かう勉強」は苦手でしたが、神田外語学院の授業はどれも実践的で楽しかったです。英語で意思疎通ができたり、新たな資格を取得するたびに「できることが増えるのって、こんなに楽しいのか」と勉強が面白くなりました。

ブリティッシュヒルズでの英国疑似体験研修です。海外経験のない自分にとって、まるで外国にいるかのような環境はとても新鮮でした。授業の一環で参加した、神田の名所をめぐるサイクリングツアーの企画コンテストも印象深いです。外国人の先生や友だちに何度も発音のアドバイスをもらい、発表に臨みました。先生方は明るく優しく、そしてイベント好き。ハロウィンでは本気の仮装を見せてくれます（笑）。クラスメイトも国籍豊かで、この2年間は普段会えないような人との出会いで溢れていました。

実家が精肉店を経営していて、商店街が衰退する様子を目の当たりにしてきました。「どんなメカニズムでこの現象が起こっているのだろう？」と疑問に感じたのが、経済学に興味をもったきっかけです。また、神田外語学院でさまざまな国籍の先生や友人と交流する楽しさを知り、グローバルな大学に進みたいと強く感じるように。外国人観光客や留学生が多く、国際色豊かな街で学びたいと考え、神戸大学を志望しました。

神戸大学の試験科目は経済学と数学で、記述や計算問題がメインで出題されると聞き、とても不安でした。編入学センターには学問ごとにエキスパートの先生がいて、経済学に全く知識がない僕にもわかるよう、一から専門用語や考え方を教えてくれました。苦手な数学も先生の丁寧な解説を聞くうちに、過去問が徐々に解けるように。TOEICや志望理由書作成など、大学編入学で必要なことは全て授業内で学ぶことができ、効率的に対策を進めることができました。

神戸大学はアジアや欧米諸国など、世界各国から学生が集まる大学です。英語で日本の経済史を学ぶ授業を履修していますが、クラスメイトはほぼ留学生です。さまざまな国籍の学生とディスカッションする機会も多いですが、堂々と英語で自分の考えを話せています。労働教育経済学のゼミに入り、企業へのインタビューやフィールドワークをしつつ、論文の作成に励む日々です。ゼミや編入学生の友人と、美味しいラーメン屋をめぐることが最近の楽しみです。

神田外語学院では国籍や価値観が違った人が一つのクラスに集まり、新しい経験やこれまでにない出会いがあなたを待っています。みんなでワイワイ遊んだり、一人で学びたいときは集中できる環境がある。ここには楽しみながら学べる環境が、これ以上にないくらい整っています。学生の間は好きなことに打ち込める大切な時間です。自分が楽しいと思うことにたっぷり時間を使ってみてください。