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【卒業生インタビュー】在ハガッニャ日本国総領事館 在外公館派遣員

2018.06.22

卒業生インタビュー 在ハガッニャ日本国総領事館 上野 優美さん

2013年 英語専攻科卒 上野 優美さん

澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】?学院では、グループ全体で123名の在外公館派遣員合格者を輩出しています。今回は、2017年3月から在ハガッニャ日本国総領事館(グアム)で在外公館派遣員として活躍している上野 優美さんにお話を伺いました。

長い人生で2年間くらい、集中して英語に打ち込んでみてもいいじゃないか

高校の時に手配する業者を自分でみつけ、アメリカ?ルイジアナ州の高校に1年間留学をしました。しかし、基礎がないまま行ってしまったので、英語が通じない、言葉の壁を感じたことがずっと心の中に残っていました。大学を卒業したのですが、やはり英語の必要性を感じ、自分の長い人生の中で2年間と決め、英語に打ち込んでみようと思い神田外語学院へ進みました。

自分のやりたいことをめざしてみよう

在外公館派遣員を知ったのは、卒業後、神田外語学院の同級生が派遣員としてインドネシアやクロアチアで働いており、その友人の影響が大きいと思います。一度日本で働いたので、次は「自分のやりたいことをめざしてみよう」と思い久保谷先生の「+α?+β」グローバル教養講座に参加し、派遣員になることをめざし始めました。

最初は仕事をしながら講座に参加し試験を受けていたので、中々成果が出ませんでした。結果、私は4回受験をして、やっとこの派遣員の試験に合格。それまでに実家の鹿児島から講座に通った時もありましたが、あきらめずに挑戦し続けたことで合格することができ、合格した時はうれしい気持ちでいっぱいでした。

行ったことのない未知の場所にチャレンジしたかったので、実は初め、アフリカなどを希望していました。ですが、今はこの在ハガッニャ総領事館赴任となり本当によかったと感じています。一緒に働く総領事館の方々は頼りになる方ばかりで、本当に人に恵まれていると思います。また、グアムの人は気候が暖かいからか穏やかで優しく、英語も分かり易く話してくれるので、意思疎通には全く困りません。もちろん海外と日本との考え方の違いなどには驚くこともありました。今は少しずつ仕事にも慣れてきて、仕事後や週末には、海でゆっくりしたり、ズンバ、ヨガをしたりと充実した日々を過ごせています。最近はボクシングを習い始めました!

グアムの秋祭りに参加する上野さん。日本総領事館はお餅を振る舞いました(写真左から二番目)
JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)の一環として参加者の募集活動をグアム大学にて行う、上野さん(写真右奥)

大変な業務だからこそやって良かったと思える

安倍首相がトランプ大統領と日米首脳会談を行った際のフロリダでの応援出張が今まで一番大きな経験です。寝る時間や食べる時間も削るほど大変でしたが、非常に良い経験になりました。他の公館の方や同期とも交流することができ、その後の業務モチベーションの向上にも繋がりました。

今の仕事は、官房班として館員の離着任の手続きや支援、広報文化活動などにも携わっています。仕事の一つひとつは小さいかもしれませんが、その一つひとつが日本の外交の少しでも役に立っていると思うと自然と仕事にも熱が入ります。
神田外語学院で英語を実践的に使うことのできる環境があったことも今の私に良い影響を与えていると思います。そして、久保谷先生から”派遣員は「縁の下の力持ち」として外交官を支援する役回りである”ということや実際の業務を具体的に知る機会が多くあったおかげで、今の仕事をスムーズにできていると思います。

これから派遣員をめざす方へメッセージ

私は派遣員になるまで時間はかかりましたが、今海外で働くことの楽しさ、やりがいを肌で感じています。もし進路に迷っているのなら、この在外公館派遣員を1つの選択肢としてぜひ挑戦してみてください。今後の人生にプラスとなる経験になるはずです。