VOICE
2018/01/15
広報部スタッフが活躍する在学生にインタビュー。
今回は2018年3月に卒業する、ブラジル?ポルトガル語専攻の市川さんです。
在学時の様々な経験や、ブラジル留学についてお話を聞きました!
洋楽や洋画の影響で英語が好きで、話せるようになりたいと思ったことがきっかけです。せっかく大学で学ぶなら英語を続けながら人と違う何かを身につけたいと思い、地理で日本から一番遠い国、ブラジルの言語を選択しました。
4年間の中で専攻言語のポルトガル語に関しては弁論大会や留学などの機会を得ることができ、さらに英語も入学時のTOEICの点数から最終的には430点上げることができました。
とても発音がきれいで、歌うように話す言語だと思います。入学前は全くふれたことが無かったので、アルファベットなど1から学ぶポルトガル語はとても新鮮でした。ポルトガル語はスペイン語とかなり似ていて、まだ勉強したことはないのですが、スペイン語はなんとなく聞いて理解ができます。リオデジャネイロへ旅行中に市内ツアーのガイドさんがペルー出身で、ツアーのガイドがスペイン語で行われましたが、ポルトガル語の方言かと思うほど聞き取れました。文法や単語が同じラテン語発祥のフランス語やイタリア語にも近いので、街中の外国語の看板を見てポルトガル語に近い言葉を見つけられます。
1年生の時に出場したポルトガル語弁論大会です。ポルトガル語は初めてで、それまでスピーチコンテストですら参加した事が無かったので不安ではあったのですが、大会に向けて誰よりも練習したことや、なにより内気な自分にとって「挑戦したこと」で自信にも繋がりました。急にポルトガル語を始めて驚かせてしまった両親にも、大学で学んでいることを見せるいい機会でした。練習したことで、ポルトガル語の発音のコツを掴めたり、先輩方のポルトガル語を耳にすることができて、それからは授業のモチベーションもグッと上がったのを覚えています。
今思い返してみれば、課題です(笑) 特に1、2年生は必修授業がかなり多く、留学前に取りたいと思っていた授業も詰め込みで入れていたので、かなりの量だったと思います。でも、自分が課題で追われていても、周りの友達も同じような状況でそれが普通だったことや、だんだん学校生活にも慣れてきて、時間管理もできてくるので、その時は特に苦には感じませんでした。また、そんな中で、自分は将来どうしたいのか、留学するのか、しないのか、また、留学するとしたらどこに行きたいのかなど、人生の選択肢を決めることが大変でした。
ブラジルのパラナ州ロンドリーナ市に留学していました。文化人類学や女性学に興味があったので、ブラジルの女性進出や多民族社会の在り方は非常に興味深かったです。現地の大学でのゼミの授業ではブラジルの女性権をテーマにしました。思い出は、たくさん旅行ができたことです。有名な都市リオデジャネイロやサンパウロ、またイグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの二か国から観光しました。日本とブラジルの季節は真逆なので、真夏のクリスマスやビーチでの年越しなど、珍しい体験ができました。また、日本では高価なアサイ―をはじめ、フルーツをたくさん食べてきました。
とても自由で、学生の意欲を全力でサポートしてくれる大学だと思います。弁論大会や留学、インターンシップはもちろんの事、課題が多いのも学生を想っての事だと思っています。ポルトガル語専攻でも英語教員を目指していたり、長期休暇に東南アジアを旅行したり、国内外ボランティア活動をしていたりと、色んな背景を持つ学生がいるのも特徴です。
私が高校生の時、澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】のオープンキャンパスに参加した際、学生や大学の在り方に刺激を受け、憧れだった澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】の学生になり、今卒業を控えていますがまだまだ卒業したくないです。澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】が大好きな在学生は私だけではないと思います。
1年間の期限付きではありますが、アメリカの某テーマパークで働きます。日本食レストランで日本文化を伝える仕事です。私が働く町はブラジル人のコミュニティがある地域なので、英語とポルトガル語の2つを使いたいと思っています。日本での就職という選択をしないことになりますが、これから海外で働く経験は、大学や留学でしっかり学べたからこそ、濃い時間を過ごせると思っているのでこの1年間全力で過ごしていきたいです。
大学での4年間は自分次第で大きく変わります。入学時に想像していた事とは違ってくるかもしれないし、現実になるかもしれない。
特に入学を控えている方は、夢のまた夢と思っている事も可能性は0じゃないということです。私自身、まさか自分が卒業後、海外の有名な場所で働けるとは夢にも思っていませんでした。と同時に初めから「無理」と、行動する前に自分から遠ざけてしまったこともいくつかあります。
もし今躊躇していたり、また次の機会にと考えている事があったら、怖がらず、今からでもチャレンジしてほしいと思います。