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本学の学生が千葉県立幕張総合高等学校で千葉県学習サポーターとして学習支援活動

▲中国語専攻4年 溝田海来さん(オンライン取材時撮影)

 本学アジア言語学科中国語専攻4年溝田海来(みぞた みく)さんが千葉県立幕張総合高等学校にて、千葉県学習サポーターとして学習支援活動を行いました。千葉県学習サポーターは千葉県教育委員会が募集しているもので、学校教育活動の一環として行われる授業?放課後等における生徒への学習支援や家庭学習の充実に向けた支援を行います。溝田さんは千葉県立幕張総合高等学校にて、外国人の特別入学者選抜等で入学した外国人生徒の個別学習サポートをお昼や放課後に実施しました。

 応募資格や勤務条件により学習サポーターAとBの2種類に分かれており、本学アジア言語学科中国語専攻4年の溝田海来さんは学習サポーターBとして応募し、千葉県立幕張総合高等学校で学習支援活動を行いました。溝田さんは本学で学んだ中国語を生かし、外国人特別選抜で入学した中国語話者の生徒の個別学習サポートを行いました。下記は各学習サポーターの応募資格、勤務条件(一部抜粋)です。

◆学習サポーターA
?市町村立小?中?義務教育学校での勤務となり、単独で授業を行う
?対象学校種の教員免許状を持っていることが条件
?週25時間以内の勤務となる ほか

◆学習サポーターB
?県立中?高等学校及び市町村立小?中?義務教育学校での勤務となり、学習支援を担任と一緒に行うため、単独での授業は行わない
?教員免許状の有無は問わない
?週15時間以内の勤務となる

中国語専攻4年 溝田海来さんコメント

大学3年生の時に1年間中国に留学をしていたので、コロナ禍ではありますが、その経験を生かせることがないかと思っていたこと。また、塾講師として2年間アルバイトをしたので、今回、中国人の生徒を対象とした学習サポートがあると聞いて参加をしました。業務としては、一日を通して日本語面でわからないことがある生徒の授業理解度を高められるよう、日本語の意味を中国語や日本語を使って教えるといった内容になります。特に生徒は国語の授業に苦労していたようなので、主に国語のサポートを担当していました。中国語を話す生徒なので、もちろん中国語で説明しようと思ったらできるのですが、それだと生徒本人のためにならないと思い、できる限り日本語を使って教えました。しかし、私自身も日本語を日本語で説明するということが思っていた以上に難しく、日本語の辞書を使いながらサポートをしました。サポートをしたことで模試やテストの点数が上がって目に見える成果として出たこと、そして、成績が上がったことで生徒自身の勉強のモチベーションにも繋がったことが、やってよかったなと感じています。国や文化が違うことが前提としてあり、その前提と生徒自身をしっかり理解しながら、生徒に合わせた教え方や日本語の伝え方を意識したので、相手を理解しながら、どう伝えるべきかという力を養うことができたと思います。学生生活が終わる前にこういったことで貢献できたのは、非常に良かったと思います。