元在外公館派遣員の卒業生を招いて2022年度後期第8回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』を開催
2022年12月7日(水)、外務省在外公館派遣員として活躍した卒業生2名、長澤彩香さん(元ニューヨーク日本国総領事館派遣員)と松田和人さん(元在オランダ日本国大使館派遣員)を招いて、2022年度後期第8回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』が開催されました。
長澤さんは、在外公館派遣員として2年間勤務した後、国際協力機構(JICA)にて、民間企業との連携で途上国の抱える課題の解決に取り組むプロジェクトを担当。現在は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員として活動されています。
また、松田さんはイギリスのエディンバラ大学大学院社会政治学研究科国際関係学専攻修士課程(MSc in International Relations)で修士号を取得した後、国際関係理論や地域研究などの専門分野を活かし、現在は在カタール日本国大使館で専門調査員として勤務されています。
この日は、外務省在外公館派遣員の最終試験を数日後に控え、いつもより緊張した面持ちの受講生たちでしたが、実際に国際社会の舞台で活躍するお二人の姿に、勇気づけられた様子でした。
講義の終盤では質疑応答が行われ、派遣員の生活や国際機関でのキャリアについて多くの質問が飛び交い、最後に長澤さんと松田さんから、受講生たちに向けて激励の言葉をいただきました。
澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】グローバル?コミュニケーション研究所における「Team∞」グローカル教養ゼミとは
「Team∞」グローカル教養ゼミは、真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、“「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける” ことを願ってこのゼミ名とし、主に外務省在外公館派遣員を目指す全学年の学生を対象に開講しています。内容は以前より開講されていた「+α?β」グローバル教養講座を継承するもので、「+α」と「+β」を融合的に学ぶべく集大成したものです。ここで学ぶ目的は以下のとおりです。
1.文理の枠を超えて、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶ。
2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養う。
3.日本語できちんと筋道を立てて話し?書ける能力の基本を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させる。
グローバル?コミュニケーション研究所
久保谷 富美男(シニアアカデミックフェロー)
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