在外公館派遣員経験者を招いて2023年度前期第8回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』を開催
2023年6月7日(水)に行われた2023年度前期第8回『「Team∞」グローカル教養ゼミ』では、外務省在外公館派遣員として在デンバー日本国総領事館に赴任していた寄主 彩乃さん(国際コミュニケーション専攻 2017年3月卒業)が登壇しました。
アメリカのコロラド州中北部に位置するデンバーは、都市でもありながら、南北にロッキー山脈が連なる自然豊かな場所です。寄主さんは在任中、翻訳や事務所の受付業務に加え、国連総会やG7会議などの応援出張など、多岐に渡る仕事を経験。また、帰国後も国際会議運営やゲストハウスでの勤務、さらにウェブデザインの学校に通い、現在はSDGs関連の事業を立ち上げる等、各方面で活躍しています。
また、後半の質疑応答の時間では、在外公館派遣員に合格するまでの道のりや、試験対策についてなど、多くの質問が飛び交いました。また、「アメリカという、多国籍な環境で生活?仕事をする中で最も大切にしていたことは?」という質問に対して「まずは自分から自己開示をすることを心がけた。そうすることで、相手の価値観を知ることができ、良好な人間関係を築くことができた。」と述べました。
第98回在外公館派遣員試験の一次試験を終えて、面接を控えている学生や、今後の進路を悩みながら考えている学生たちにとって、非常に有意義な時間となったようです。
澳门葡京赌城_澳门网投平台-【在线*游戏】グローバル?コミュニケーション研究所における「Team∞」グローカル教養ゼミとは
「Team∞」グローカル教養ゼミは、真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、“「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける” ことを願ってこのゼミ名とし、主に外務省在外公館派遣員を目指す全学年の学生を対象に開講しています。内容は以前より開講されていた「+α?β」グローバル教養講座を継承するもので、「+α」と「+β」を融合的に学ぶべく集大成したものです。ここで学ぶ目的は以下のとおりです。
1.文理の枠を超えて、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶ。
2.自分と異なる多様な文化的背景を持つ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、様々なことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養う。
3.日本語できちんと筋道を立てて話し?書ける能力の基本を養うと共に、自らがグローバルに発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させる。
グローバル?コミュニケーション研究所
久保谷 富美男(シニアアカデミックフェロー)
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