毎月行われているイオンモール幕張新都心での献血に、2023年5月～9月にかけて延べ8名の在学生が案内ボランティアとして参加しました。主な活動内容は、献血への協力の呼びかけや献血室への案内でした。 血液は人工的に造ることができず、長期間の保存もできません。また、献血者の健康を守るため、一人の方が1年間に献血できる回数や量には上限があり、患者さんに安定的に血液製剤をお届けするためには、一年を通じて多くの方に継続してご協力いただく必要があるそうです。

家族が輸血のお世話になったことがある学生は、自分が献血をするだけでなく、案内ボランティアという形で少しでも恩返しができたら、と活動を行いました。他にも、輸血を必要とする方に対して間接的に貢献したいという学生の参加も見られました。

はじめは立ち止まってくれる人が少なく役にたてているのか実感しづらかった学生も、献血をしてくださる方の列が出来ているのを見たときに、自分たちの活動が少しでも貢献できたことを感じることができました。

知識を深めるために献血可能な条件などについて事前に調べていた学生は、声をかけてくださった方の質問にきちんと答えることができた経験が印象に残ったとのことです。円滑な献血のために、少しでも力になれたと実感することができました。

活動中、献血という取り組みについてあまりよく知らない人がいると感じる場面が度々あったそうです。献血が必要とされていることを知ってもらうために、自分たちが出来ることはないかと考えるきっかけになり、機会があればまたこのボランティアに参加したいという声が聞かれました。