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活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.81/モルディブ)

元在モルディブ日本国大使館派遣員の矢吹 ねねさんをご紹介します

矢吹 ねねさん(国際コミュニケーション専攻4年)
こんにちは!2022年3月から2年間、在モルディブ日本国大使館に勤務していた矢吹ねねです。私の体験談が、派遣員に興味のある方にとってお役に立てれば幸いです。

モルディブでの生活

モルディブと聞くと、一面に広がる青い海や水上ヴィラなど、新婚旅行先としてのイメージが強いかもしれません。実際に私が住んでいた、大使館のある首都マーレは、ビルや人が密集し、バイクが行き交う非常に賑やかで小さな島です。島内の移動は主に徒歩やタクシー、空港や他の島へは船を利用していました。ショッピングモールや遊園地などの娯楽施設はほとんどなく、週末はダイビングやシュノーケリングをしたり、ビーチ沿いのカフェでのんびりするなど自然に癒されながら南国ライフを楽しみました。オフィスからは時々イルカや海亀が見えることもあり、贅沢な職場環境で2年間働かせていただきました。

派遣員の仕事

私の着任後は、コロナウイルスが収束に向かっていたこともあり、外交活動が盛んな2年間でした。任期中に外務大臣を始めとする4度の大型ロジを経験し、大型ロジでは配車、配船、空港対応などを主に担当しました。島国ならではの配船ロジでは、悪天候の中、船酔いに耐えながらも一行の荷物を抱え、宿舎のある島まで向かったことは今でも鮮明に覚えています。大型ロジはいつも以上に緊張感があり、当時は楽しむ余裕もなく目の前のことに必死でしたが、他の大使館や本省からの応援出張者との出会いもあり、2年という限られた任期の中で経験することができ、とても光栄に思います。また、レセプションや初めての開催となる日本モルディブ祭りなどにも携わり、小規模公館で少ない人数の中、力を合わせ全館体制で挑んだ経験は達成感ややりがいを感じました。要人往来やイベントで盛りだくさんだった2年間は、お世話になった館員の皆さんとの思い出で溢れています。また通常業務では、会計補助や休暇簿管理、資料作成などの庶務全般、また配車や現地職員さんのマネジメントなどを担当しました。幸いなことに、モルディブ外務省との会議に出席する機会や、要人に向けた市内ガイドなど、通常業務の他にも何度か貴重な経験をさせていただくことができました。日頃から何事も前向きに取り組むことで、自分の可能性を広げることができることを2年間を通して学びました。

最後に

私は、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を大切にしています。派遣員を目指していた際も、どの国に赴任しても、自分らしく楽しんで頑張ろうと決めていました。2年間の派遣員生活は決して楽しいことばかりではなく、初めての社会人経験や、異文化生活に戸惑い、時に逃げ出したくなる時もありました。しかし、辛い時は初心にかえって、派遣員を目指していた頃の強い思いを振り返ったり、そして何より、久保谷先生をはじめとする、日本から支えてくださった方々の存在がとても心強かったです。2年間の派遣員生活は何にも代え難い宝物のような時間となりました。

派遣員を目指している方や興味を持っている方へ、今後、思い通りにいかないことや、時には努力が報われないと感じることがあるかもしれません。しかし、苦しい時こそ成長するチャンスだと思っています。自分を過小評価せず、少しでも興味のある方はぜひ挑戦していただきたいです。どんな結果になっても、その挑戦が今後の人生にプラスになると信じています。
皆さんの挑戦を心から応援しています。

モルディブ共和国

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:298平方キロメートル(全島総計。東京23区の約半分)。1192の島々より成る。
2. 人口:51.5万人(2021年モルディブ政府資料)
(内訳は、モルディブ人38.3万人、外国人13.2万人。いずれもモルディブ在住の人口)
3. 首都:マレ
4. 言語:ディベヒ語
5. 宗教:イスラム教