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活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.22/パラグアイ)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第22弾。

元在パラグアイ日本国大使館派遣員の太田麻美さんをご紹介します

太田麻美さん(スペイン語学科2012年3月卒業)

私は大学3年生後期になって、以前から興味を持っていたインバウンドの仕事ができる旅行会社を中心に就職活動をスタートしていました。そこへ、東日本大震災が日本を襲いました。内定は出たものの、外国人観光客は激減。このまま就職してもインバウンドの仕事はできないだろうと思った時、一度は諦めた派遣員にもう一度挑戦しようと決め、大学の勉強会(グローバル?コミュニケーション研究所)に出戻り参加し、最後と決めて臨んだ選抜試験で幸いにも合格をいただき、旅行会社の内定を辞退して赴任した先は、初めての南米パラグアイでした。

日本から来訪される要人受け入れ手配や書類作成などを担当しましたが、のんびりした国民性だけにさまざまなカルチャーショックに遭遇しました。「要人を迎えるため空港のVIPルームを予約して、1か月前、1週間前、前日にも当日にも念入りに確認し、予約完了の外交文書までもらっていたのに、いざ大使と現地に行くと『改修中で使えません』と言われて愕然としました。道路では要人の車列に一般車両が割り込んできて肝を冷やしたこともありました。日本では考えられないハプニングの連続でしたが、予想外の出来事にも冷静に対応する力やとっさの判断力が養われました。

途上国など一部の赴任地では、年に1か月の「健康管理休暇」が与えられます。私はこの休暇を利用して帰国し、就職活動にあてました。派遣員の経験が評価され、前回の就職活動で不採用だった第一志望に内定し、夢だったインバウンドの最前線に立ち、派遣員の経験をあらゆるところで活かせていると感じています。「海外のお客様に日本の魅力を伝えるだけでなく、私自身も再発見させられることばかりで、忙しいけれど毎日が充実しています」
派遣員の経験は、学んだ語学を「できる」から「的確に運用できる」にブ ラッシュアップする貴重な場なので、積極的に挑戦してください。

パラグアイ共和国(Republic of Paraguay)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)
2. 人口:約696万人(2018年世銀)
3. 首都:アスンシオン
4. 人種:混血(白人と先住民)95%、先住民2%、欧州系2%、その他1%
5. 言語:スペイン語、グアラニー語(ともに公用語)
6. 宗教:主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)